【外国語】「どれくらい話せる?」に答えるために便利な指標 CEFR
2023年7月3日外国語レベルの曖昧な指標 こんにちは! 私は外国語を勉強するのが好きです。数か国語を学んでいるので、 聞かれることがあります。ただこの質問、なんとも答えにくいのです。・旅行先で使えるレベル・日常会話レベル・ビジネスレベル・お笑い番組でネイティブと一緒に笑えるレベル... (笑)色々な表現の仕方がありますが、どれも曖昧な表現で、実際にどれくらいその外国語を使えるのか分かりません。そこで便利なのが今回紹介する「CEFR(セファール)ヨーロッパ言語共通参照枠」です。 外国語レベルを測る指標「CEFR」とは 「ヨーロッパ言語共通参照枠」とは、言語能力を測るための国際基準です。CEFRは、The Common European Framework of Reference for Languagesの略称です。名前の通り、ヨーロッパ発祥のフレームワークですが、最近は中国語やベトナム語等の試験でも活用されています。CEFRでは、外国語レベルを以下の4つの能力に分けて評価します。・読む 読解・聞く 聴解・書く 文書作成・話す 口頭表現 <メモ>例えば、英語の試験として有名な「TOEIC Listening & Reading Test」は、読解力と聴解力は測ることができますが、文書作成力と口頭表現力は測れません。他にも、外国人向けの日本語の試験として有名な「JLPT 日本語能力試験」も、文書作成能力と口頭表現力は一切問われません。一方で、CEFRの基準では4つの領域全て同一のレベルに達しているかどうかを把握することができます。…【フランス語学習】DALF C1合格者が語る「どうやってフランス語を習得したの?」具体事例
2023年6月29日こんにちは! 今回の記事では、私個人の「ゼロからC1までのフランス語の学習の道のり」を具体事例としてご紹介したいと思います。 とある個人が、A1レベルからC1レベルまでどのようなステップで進んでいたのか概略を見ることで、みなさんのフランス語学習の参考になればと思います。 フランス語学習の道のり 私のフランス語学習の年表をCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)の区分を参考に、3つの段階に分けてご紹介します。・A1~A2レベル・B1~B2レベル・C1~C2レベル という方は、下記の記事をご参考ください☺️ A1 初学者からA2 初級者レベルまで 初級レベルでは、学んでは忘れ、学んでは忘れ... を、繰り返しました。フランス語学習のモチベーションがあったわけでもなかったため、学習の歩みは「亀レベル」だったと思います。 人生初めての一人での海外旅行は、ボランティアでの渡仏。その頃には、片言ながらもフランス語で意思疎通ができるようになっていました。ボランティア活動を終了し帰国。その後、フランスの大学への進学を決意します。 B1 中級者からB2 準上級者レベルまで 栄養学科の講義と勉強の時間、大学の部活の時間、アルバイトの時間、それら以外は全てフランス語漬けの日々でした。学習の歩みは「亀レベル」から「ウサギレベル」になったと思います。笑 フランス語が楽しくて仕方なくて、「勉強」というか、ほぼ「趣味・遊び」の感覚でした。楽しめているところに、さらに幸運が重なります。大学のフランス語授業の履修生が少なく、私は聴講生の身分でマンツーマンレッスンを享受することになります。担当の先生は、一所懸命学ぼうとする私のリクエストに、いつも寛大に応えてくださいました。(感謝) C1 上級者からC2 熟練者レベルまで…