Tsubakurame

Tag: 語学

  • 【ベトナム語学習】日越カップル歴10年の筆者が教える -初心者向けベトナム語勉強法

    2024年9月11日
    Xin chào ! 今回は、「【ベトナム語学習】日越カップル歴10年の筆者が教える -初心者向けベトナム語勉強法」と題して、4つのステップで効果的な学習法をご紹介したいと思います。ベトナム人とお付き合いをし始めてから早10年の日本人が、時には涙を流しながら(!?)歩んできたベトナム語学習の道を、みなさんにご紹介したいと思います。ベトナム語初心者で、これから学習を始めるという方には、ピッタリの記事です。 【ステップ1】 ベトナム語の発音を学ぶ 今まで学んだことがある言語で、どのような順番で勉強しましたか? ベトナム語を勉強しようとしている日本人の方。ベトナム語学習の最初のステップは『発音』です!実は、スペイン語やイタリア語は、アルファベットの読み方を学習しなくとも、「カタカナ」風に読むだけでネイティブと通じます。一方で、ベトナム語は、日本語の「カタカナ」風の発音は、残念ながら全く通じません。涙最初のステップとして、しっかりと発音練習をすることで、ネイティブに伝わるベトナム語を体得しましょう! ⚠️注意ベトナムで話されているベトナム語には、地域によって違いがあります🇻🇳大きく3つのカテゴリに分けることができます。・北部のベトナム語・中部のベトナム語・南部のベトナム語日本語の場合、「標準語」とされている日本語がありますが、ベトナム語の場合、「標準語」がありません!基本的には、首都ハノイが北部に位置するため、「北部のベトナム語」を標準語とする傾向もありますが、日本で販売されているベトナム語学習本は、その本の筆者によって用いているアクセントが異なるんです。本によって、南部のベトナム語アクセントだったり、北部のベトナム語アクセントだったりと、ばらばらなので注意が必要です。当該記事では、「北部のベトナム語」をご紹介します。 発音学習ビデオ ベトナム語は、「記載されているアルファベットをそのまま読んで良い」言語です。 つまり、アルファベットを完璧に発音できるようになれば、どんなに難しいスピーチ原稿でも、例えその原稿の意味がわからなくとも、ネイティブのように綺麗に読むことができると言うわけです!それでは、張り切ってアルファベットを勉強してみましょう。Youtubeの動画などを活用しながら、アルファベットと音を一緒にインプットしましょう! 【ステップ2】 基本文法を学ぶ ベトナム語の発音の難しさにびっくりしてしまった貴方。朗報があります!それは、「ベトナム語の文法はさほど難しくない」ということです!ベトナム語の文法を学習するためにオススメの本はこちらです。 文法学習教材 ベトナム語学習の始めの一歩として、おすすめの一冊。文型積み上げ式のテキストで、「基本文形」「例文」「会話」「新しいことば」「文法解説」「練習問題」の6つの項目で構成されています。CDがついているので、必ず音声も一緒にインプットしましょう! 【ステップ3】 短文を聞いて聴解力を鍛える…
  • 【フランス語学習】DALF C1合格者が語る -初心者向けフランス語勉強法

    2023年7月19日
    Bonjour ! 今回は、「DALF C1合格者が語る - 初心者向けフランス語勉強法」と題して、4つのステップで効果的な学習法をご紹介したいと思います。私がフランス語を毎日燃えるように勉強していた時期、書店に何度も何度も足を運び、フランス語関連の教材を眺めていました。新書が出版されると、一瞬でわかるレベルで書店に並ぶフランス語の本を把握していました(笑)そんな筆者が実際に使っていた書籍も含めて、フランス語を学ぶ初心者の方に向けて、フランス語の勉強方法をご紹介したいと思います。 【ステップ1】 フランス語の基礎を学ぶ 最初に、フランス語の基礎を学ぶことから始めましょう。ここで言う「フランス語の基礎」とは、基本的な文法を指します。特段好みの文法書などが無い限り、母国語でインプットするのがおすすめです。ここで強調したいのは「少しずつ学ぶ」というよりは、一気にインプットしてしまうのが断然オススメという事です。自分の興味のままに、飽きるところまで一気に進めてしまい、フランス語の世界を見渡すイメージです。上級向けの細かな文法項目は、「こんなものがあるんだな....」程度のインプットで良いです。細かな部分は一旦、読み流し文法書の目次を眺めるようなイメージでフランス語世界の全体像を把握しましょう。また、沢山の教材に手を出すのではなく、一冊に集中して取り組むのが良いです。 ◆取り組みたいこと ・フランス語世界の全体像を見渡す(簡単な文法構造を把握する)(例) ・名詞の性の存在を知る ・形容詞を置く位置を知る ・形容詞の性の存在を知る ・単数/複数の概念を知る ・動詞の活用の仕組みを知る ・時制の仕組みを知る、等 文法把握用教材 兎にも角にも、分厚く無いものがおすすめです。上述の通り、数日で読み切ってしまうイメージで取り組むのがベスト。一方で、文法は学習を進める時には振り返りたくなる必須のアイテムです。一回目の通読後も、末長くお付き合いする一冊でもあります。筆者のオススメのフランス語文法書は、以下の一冊。 ケータイ「万能」フランス語文法 【ステップ2】 基本動詞を暗記する フランス語を学ぶ際に、「暗記」は避けて通れません。そして初心者の皆様には残念なニュースですが、フランス語は英語より圧倒的に動詞の活用が多いです。さらに、よく会話に登場する動詞たちは、不規則活用の動詞が多いので、最初は一生懸命覚える必要があります。 ◆取り組みたいこと ・être動詞の活用を暗記・avoir動詞の活用を暗記 *はじめに :直説法現在(初級)  次に   :直接法複合過去(準初級)  その次に :直説法半過去・直接法単純未来(中級)  最後に  :条件法・接続法(上級) <メモ>「文法用語を見るとめまいがする!!」という方も多いかもしれませんが、フランス語の全体像把握のために動詞活用のカテゴリを一覧化しました。階段1段目から順番に登っていくイメージで、1段ずつゆっくりこなしてみて下さい。登山のように山を登るのは大変ですが、一度登り切ってしまえば、後は楽に使い熟せるようになります。頑張ってください!ちなみに、下記に「使わない」と書いてある項目は、文法書には必ず記載されている項目ですが、実際にフランス人もほとんど使わない文法です。フランス人と会話していて登場することは滅多に無いので、スキップしてしまって良いと思います。(「フランス語文学をフランス語で堪能したい」という方は、沢山登場しますのでぜひ勉強して下さい!)1)直説法  現在   ★階段1段目  複合過去 ★階段2段目  半過去  ★階段3段目  大過去  ★階段4段目  単純過去  使わない  前過去   使わない  単純未来 ★階段5段目  前未来   使わない2)条件法  現在   ★階段6段目  過去   ★階段6段目3)接続法  現在   ★階段7段目  過去   ★階段7段目  半過去  使わない   大過去  使わない…
  • 【外国語】「どれくらい話せる?」に答えるために便利な指標 CEFR

    2023年7月3日
    外国語レベルの曖昧な指標 こんにちは! 私は外国語を勉強するのが好きです。数か国語を学んでいるので、 聞かれることがあります。ただこの質問、なんとも答えにくいのです。・旅行先で使えるレベル・日常会話レベル・ビジネスレベル・お笑い番組でネイティブと一緒に笑えるレベル... (笑)色々な表現の仕方がありますが、どれも曖昧な表現で、実際にどれくらいその外国語を使えるのか分かりません。そこで便利なのが今回紹介する「CEFR(セファール)ヨーロッパ言語共通参照枠」です。 外国語レベルを測る指標「CEFR」とは 「ヨーロッパ言語共通参照枠」とは、言語能力を測るための国際基準です。CEFRは、The Common European Framework of Reference for Languagesの略称です。名前の通り、ヨーロッパ発祥のフレームワークですが、最近は中国語やベトナム語等の試験でも活用されています。CEFRでは、外国語レベルを以下の4つの能力に分けて評価します。・読む 読解・聞く 聴解・書く 文書作成・話す 口頭表現 <メモ>例えば、英語の試験として有名な「TOEIC Listening & Reading Test」は、読解力と聴解力は測ることができますが、文書作成力と口頭表現力は測れません。他にも、外国人向けの日本語の試験として有名な「JLPT 日本語能力試験」も、文書作成能力と口頭表現力は一切問われません。一方で、CEFRの基準では4つの領域全て同一のレベルに達しているかどうかを把握することができます。…
  • 【フランス語学習】DALF C1合格者が語る「どうやってフランス語を習得したの?」具体事例

    2023年6月29日
    こんにちは! 今回の記事では、私個人の「ゼロからC1までのフランス語の学習の道のり」を具体事例としてご紹介したいと思います。 とある個人が、A1レベルからC1レベルまでどのようなステップで進んでいたのか概略を見ることで、みなさんのフランス語学習の参考になればと思います。 フランス語学習の道のり 私のフランス語学習の年表をCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)の区分を参考に、3つの段階に分けてご紹介します。・A1~A2レベル・B1~B2レベル・C1~C2レベル という方は、下記の記事をご参考ください☺️ A1 初学者からA2 初級者レベルまで 初級レベルでは、学んでは忘れ、学んでは忘れ... を、繰り返しました。フランス語学習のモチベーションがあったわけでもなかったため、学習の歩みは「亀レベル」だったと思います。 人生初めての一人での海外旅行は、ボランティアでの渡仏。その頃には、片言ながらもフランス語で意思疎通ができるようになっていました。ボランティア活動を終了し帰国。その後、フランスの大学への進学を決意します。 B1 中級者からB2 準上級者レベルまで 栄養学科の講義と勉強の時間、大学の部活の時間、アルバイトの時間、それら以外は全てフランス語漬けの日々でした。学習の歩みは「亀レベル」から「ウサギレベル」になったと思います。笑 フランス語が楽しくて仕方なくて、「勉強」というか、ほぼ「趣味・遊び」の感覚でした。楽しめているところに、さらに幸運が重なります。大学のフランス語授業の履修生が少なく、私は聴講生の身分でマンツーマンレッスンを享受することになります。担当の先生は、一所懸命学ぼうとする私のリクエストに、いつも寛大に応えてくださいました。(感謝) C1 上級者からC2 熟練者レベルまで…