Xin chào ! こんにちは!🇻🇳
2024年 2月 10日は、太陰暦のお正月だったことをご存知でしょうか。
「旧正月」という言葉を聞いたことがあると思います。
「旧正月」は、「太陰暦のお正月」のことを指しています。
「旧正月」と呼ばれる由来は、明治時代までは「太陰暦」のカレンダーを用いていたからです。
現代の私たちがお祝いする、普通の「正月」は「太陽暦の正月」で、「新正月」というわけです。
ということは、ベトナムでは「太陰暦」のカレンダーを使っているの?
実は「太陽暦」と「太陰暦」のカレンダー、両方使っているんだよ
え!別々のカレンダーを同時に使うの?どうやって使い分けるの?
友達と約束するときは、どっちを使うの?
スズメちゃんの素朴な疑問に答えるよ!
ベトナムで「太陽暦」と「太陰暦」が、どのように使い分けられているのか、ご紹介したいと思います。
Table of Contents
ベトナムで実際に使われているカレンダー
まずは、ベトナムで実際に使われているカレンダーを覗いてみましょう!
1つ目は、壁掛けカレンダーです。
2つ目は、日めくりカレンダーです。
ベトナムの美しい景色が印象的ですが、今回の注目ポイントは写真ではなくてカレンダーに書いてある情報です!
ベトナムのカレンダーに記載されている内容
それでは、カレンダーに記載されている内容に注目してみましょう。
まずは上段の、日めくりカレンダーを分解して見ていきたいと思います。
太陽暦カレンダー
日めくりカレンダーの左側に記載されているのは、「太陽暦」のカレンダーです。
日本や欧米でも使用されている「太陽暦」は、ベトナムでもメインのカレンダーとして使われています。
会社で働く時、友達と待ち合わせをする時、美容院を予約する時、全てこの「太陽暦」を用います。
なるほど!じゃあ、感覚としては日本と一緒なんだね。
そう!日常生活で意識するのは「太陽暦」なんだよ。
太陰暦カレンダー
日めくりカレンダーの右側に記載されているのは、「太陰暦」のカレンダーです。
「太陰暦」のカレンダーには、日付だけでなく、その他の情報も記載されています。
この情報は、特に祝日や儀式、または占星術や風水などの目的で使用されることが一般的だそう。
太陰暦カレンダーが、一番注目されるイベントは、なんと言ってもお正月!
ベトナム人全員が、太陰暦の 1月1日を把握しています。
例えば、家を建てる日、結婚式の日などを太陰暦のカレンダーを見て決める人もいるんだって。
それ以外では、全く使わないの?
お年寄りは、みんな太陰暦のカレンダーを見ながら過ごしているらしいよ。
普通のカレンダーは使ってないんだって。
世代によって違いがあるんだね〜
最後に、壁掛けカレンダーに注目です。
一見、日本のカレンダーと全く同じように見えますが、小さく数字が書いてあるのが見えますか。
小さい数字が「太陰暦」のカレンダーです。
日本のカレンダーにも、「大安」とか書いてあるけど、毎日は見ないもんね。
ベトナム人も毎日太陰暦の日付を確認することはないけど、
身近なところに常に太陰暦のカレンダーがあるんだね。
最後に
今回は、太陰暦と太陽暦を用いるベトナムのカレンダーをご紹介しました。
ベトナムとビジネスで関わる方、ベトナム人の友人がいる方、ぜひ太陰暦の 1月 1日を把握して、
「 Chúc mừng năm mới!(新年あけましておめでとうございます)」と声をかけてあげてください。
きっとベトナム人はみんな喜んでくれると思いますよ!🥰
それでは、また!🇻🇳