【世界一周日記】なぜ旅に出たのか?

【世界一周日記】なぜ旅に出たのか?

私はあまり物欲がありません。(たぶん) 正直、ショッピングは苦手です。 ウィンドーショッピングも結構苦痛です。笑 ブランドのカバンも要らない。 高級ホテルのディナーも要らない。 毎日キラキラのネイルも要らない。 その代わり「時間」がほしい。 世界を見て回って、 その国の文化と歴史と経済を学んで、 その土地の人々と出会って、お話をして、 そういう時間を「買う」ことにしました。 時々仕事が恋しくて、働きたい欲が出るけど 旅が終わったらまた30年以上働くんだし! 今見える世界をじっくり堪能しています😌

【世界一周日記】小学校のお友達から政府の腐敗が始まる

【世界一周日記】小学校のお友達から政府の腐敗が始まる

南米ほど、政治の腐敗で有名な地域はないのかもしれない。 ボリビアのラパスを旅していると、地面に座り込んで、売れなさそうなキャンディーを並べて、じっとしているチョリータをよく見かけた。 📝チョリータとは ボリビアの先住民族の女性。伝統的な腰回りが膨らんだ衣装を着ている。 時々、「キャンディーを買っていって」というように声をかけられた。スペイン語なのかケチュア語なのか….申し訳ないのだが、なんと言っているのか分からなかった。ひょっとすると、物乞いで「何か頂戴」ということだったのかもしれない。とにかく、「きっと貧しいんだろうな」と想像させる。 一方で、ラパスのとある地域には、お金持ちが集まる地域がある。その地域に暮らす人は、もれなくお金持ちなのだそう。 ちなみに、ラパスは標高が高ければ高いほど貧しく、標高が低ければ低いほど豊からしい。 お金がある人は、皆その「お金持ちが集まる地域」に暮らす。ボリビアのお金持ちといって、みんなが容易に想像できるのは、政府関係者や麻薬売買関係企業の人らしい。 そして、その地域の小学校には、政治家の子どもと、麻薬売買関係企業の子どもが通う。子ども時代から交友関係が始まる。そして親世代の結びつきも強まる。こうして政治家と麻薬取引業者との癒着が深まり、永遠に改善されないままになってしまうらしい。 そんな話題をボリビアで暮らす人々から聞いた数日後、エクアドルで「麻薬取引の取り締まりを強化する」と宣言していた政治家が殺された。 改革をしようとするボリビア人がいるとすれば、ボリビア周辺で発生している事件を身近に感じるだろうから….きっとものすごい怖いだろうなぁと想像するだけで体が震えた。

【世界一周日記、はじめました】

【世界一周日記、はじめました】

世界一周をしていると、色んな人に出会って色んな話を聞く。 家族や友人向けにInstagramで写真や動画をシェアしているが、そこで共有できているのは実際の旅の1/10にも及ばない。 共有できていない色んな話を、メモに書き留めていた。 世界一周が終わってから、改めてゆっくり纏めて書けばいいかなと思って手元に書き留めていたけれど、記憶が新しいうちに、簡単にでもブログに公開してしまうことにした。 と言うわけで、雑筆ですが、千晶の世界一周日記を始めてみます。🌏