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大人気の観光地「マチュピチュ」、ペルーに行く時には必ず立ち寄るポイントだと思います。

一方で、アクセス方法は多岐に渡り、価格もルートによって全く異なり、はっきり言って煩雑です。

筆者自身、日本語で検索したら、情報が断片的で困りました汗


2024年版マチュピチュへのアクセス情報完全版記事を目指して、必要な情報をまとめて共有したいと思います!

で…. ツアーに参加せず、
自力で最安で行くにはどうしたらいいの!

という方は、「3. 独力散策コースの詳細」をご覧ください!



<注意⚠️>

記事の更新日時を確認の上、ご参考ください。
当該記事が古くなり、現地の状況と齟齬が発生する可能性があります。

マチュピチュに行くために必ず通る3つの街

マチュピチュへのアクセスするために必ず経由する3つの街をご紹介します。

どのような交通手段を使った場合でも、必ず経由します!

Cusco – クスコ

インカ帝国の首都だった場所。「Cusco クスコ」ケチュア語で「へそ」を意味します。マチュピチュを目指す多くのツアー会社がクスコに点在しています。街を歩くと、キャッチのように「マチュピチュ行くかい?」と色んな人に声をかけられます。

クスコで有名なスポットと言えば、インカ帝国の太陽神殿。当時は沢山の黄金で装飾されていましたが、スペイン人が植民地化した後、黄金は全て略奪され、神殿は破壊されました。現在は、その神殿跡の上に、キリスト教の教会が建っています。
街の標高は3,400mで、高山病には要注意!

日本から飛行機でアクセスする場合、まず首都のリマに到着し、その後クスコに向かうことになります。



Aguas Calientes – アグアスカリエンテス

街の名前はスペイン語で、「Aguas」は「水」、「Calientes」は「温かい」。つまり街の名前は「温水」!
名前の通り、温泉があります。この村の初代村長は日本人の野内与吉でした。
標高はCusco クスコよりも低く、2,000m程です。
ここを拠点としてマチュピチュへ登り、マチュピチュ観光が終わったらまたこの街に降りてきます。


Machupichu – マチュピチュ

最後に目的地、「Machupichu マチュピチュ」です。


アグアスカリエンテスに行くためのルート2種類

クスコまでのアクセスは、大抵の人は迷うことは無いと想定。
クスコを出発地点として、マチュピチュ村と呼ばれる「アグアスカリエンテス」までのアクセス方法をご紹介します。

1)独力散策コース
2)楽々快適コース

独力散策コースは、バックパッカーに人気の最安ルートです。
楽々快適コースは、移動時間・徒歩時間を最大限に短縮したルートです。

独力散策コース

時間がかかりますが、ツアーに参加せず、自力で行く最安ルートです。
クスコから鉄道を用いずに、バスや車でAguas Calientes アグアスカリエンテスを目指すコースです。

移動時間:約8時間 クスコからマチュピチュまで

交通費:約3,600円/1名 片道

◼︎為替レート
2023年11月時点

1 SOL = 40円
1 USD = 150円

道順と費用

詳細は、「独力散策コースの詳細」にて別途記載します。
大まかな道順と費用は以下の通りです。

🗺️をクリックするとGoogle map情報が開くよ!



Cusco クスコ 🗺️

 ↓ バス 20 sol   約6時間

Santa Maria サンタマリア 🗺️
 ↓ コレクティーボ 15 sol   約1時間

Santa Teresa サンタテレサ 🗺️
 ↓ コレクティーボ 10 sol   約30分 ★ 1泊

Hidroelectorica ヒドロエレクトリカ 🗺️
 ↓ 徒歩   2時間

Aguas Calientes アグアスカリエンテス 🗺️
 ↓ バス 12usd  約20分

Machupichu マチュピチュ 🗺️


上記のルートで巡っていたら、途中でペルー人の兄弟と出会ったよ。
地元の人も最安で行きたい時は、このルートを使うんだって!


楽々快適コース

鉄道を用いて、Aguas Calientes アグアスカリエンテス(マチュピチュ村)を目指すコース。
移動時間を短縮したい方におすすめのルートです。

移動時間:約4時間 クスコからマチュピチュまで

交通費:約25,000円/1名 片道
    ※時間帯や時期によって金額が変動します
     インカレールホームページにて最新情報をご確認ください

◼︎為替レート
2023年11月時点

1 SOL = 40円


独力散策コースの詳細

独力散策コースの経由地の詳細をご紹介します。


途中、山々の間を縫っていくように進みます。
道路の舗装がされておらず、砂利道の箇所もあります。
地面の凹凸でかなり揺れたので、車酔いしやすい方は注意してください。


Cusco クスコのバス停

クスコのバス停です。他にも大きなバスターミナルがあるので間違えないように。
正式名称は「Terminal Terrestre Quillabamba – UTRASIC」です。
観光客は私たちだけでした。地元住民が利用するバス停のようです。

ここで Santa Maria サンタマリア行きのチケットを購入します。

⭐️バスのチケット価格

バスのチケットの価格は、定額ではなく、売り手の言い値で決まります。
チケットの価格は最初に言われた値段を受け入れないのがポイント。値下げ交渉しましょう。

複数の売店がサンタマリア行きのチケットを販売しています。
「じゃ、やめて隣の売店で買うよ」くらいの余裕があると良いです。

筆者は 片道20sol でチケットを購入しました。


バスの停の様子はこちら。


Santa Maria サンタマリアのバス停

「クスコからサンタマリアまで行きたい」と、バスの運転手に伝えると、サンタマリアに到着した際に声をかけてくれます。
バスの停留所だった場所の様子はこちら。

そしてバスの停留所の目の前に、Collectivo コレクティーボと呼ばれる相乗りタクシーがあります。
「サンタテレサに行きたい」と伝えましょう。

⭐️バスのチケット価格

サンタマリアからサンタテレサのコレクティーボの価格は、15 sol でした。
※ある程度乗客が集まってから出発するので、時刻表はありません

Santa Teresa サンタテレサのバス停

コレクティーボでサンタテレサまで移動します。
筆者はこの街で1泊しました。宿代はクスコ等と比較しても安い価格でした。
ツアーによってはサンタテレサを通過するようです。団体の欧米人観光客も多数いました。
サンタテレサからヒドロエレクトリカまでは、Collectivo コレクティーボで移動します。


Hidroelectorica イドロエレクトリカのバス停

Aguas Calientes アグアスカリエンテスの街まで、ここから徒歩2時間です。
徒歩で向かう観光客は沢山います。歩いていると色々な国籍の人と出会える楽しいルートでした。
道も歩きやすく、日本では絶対にできない「鉄道の上を歩く」経験もできます!笑


終わりに

鉄道ではクスコから一直線にアクセスできるマチュピチュ村ですが、バス等で行く場合は山をぐるりと回ってアクセスする必要があります。
「マチュピチュへのアクセス方法が分かりにくい!」と感じていた方のお役に立てたら嬉しいです。


それでは、また!🇵🇪