こんにちは!
今回は、「マルチリンガルは、言語によって性格が異なる」という現象についてご紹介します。

複数の言語を操るマルチリンガルは、言語毎に性格が違うって聞いた事あるよ

うん、そうらしいね!実際はどうなのか、とあるマルチリンガルにインタビューしてみたよ




言語毎の性格の違い – 日・仏・英・越の場合

日本語・フランス語・英語・ベトナム語ができる人にインタビューします!

よろしくお願いします!

早速ですが、言語が変わると、性格が変わる等の変化はありますか?

根本的な性格は変わらないのですが、よく用いる「表現」が言語によって異なるので、結果として性格が違うように見えるかもしれないです。笑

例えば、日本語を基準とした場合、フランス語を話す時はどんな感じですか?

フランス語の私は、少し落ち着いた感じになります。もしかしたら、何かと退屈している印象を受けるかもしれません。喜びの感度がちょっぴり落ちて、多少の事では嬉しそうにしない感じ。そして、フランス人独特のため息の回数が増えます。笑
思考回路は、より論理的になります。「なぜ?どうしてそう思うの?」という理由や原因を尋ねる回数が増えるかなぁ。
日本語のように敬語がなかったり、挨拶にビズをしたりするので、人との心の距離がかなり近い感覚があります。上司や目上の人とも、友達感覚で対等に話せて、親しくなりやすいです。

英語の場合は、どんな感じですか?

英語の私は、日本語やフランス語の時よりも自信満々!それから、喜びの感情表現が顕著かもしれないです。フランス語的には「オーバーリアクション」な表現が英語に多いからだと思います。
相手を褒める言葉が、他の言語と比べて出てくる頻度が多いかな?

ベトナム語の場合、どんな性格になりますか?

日本語・英語・フランス語の3ヶ国語と比べて、まだ運用能力が低いこともあり、少し引っ込み思案になります。
ベトナム語にも、日本語の上下関係と似たものがあるので、相手の年齢が自分より上なのか下なのかを気にしがちです。相手が年上の場合は、気を遣いながら話します。(ちなみに、英語とフランス語の場合は、相手の年齢は全く気にせず話します。)

ありがとうございましたー!


まとめ

筆者の場合は、言語毎の違いは以下の通りです。

☝️重要ポイント

根本的な性格は変わらない!
言語や文化毎によく用いる表現が違うことから、
少し性格の違いが発生するように見えることもある。

日本語を基準とした違いは以下の通り。

🇫🇷フランス語
落ち着いた感じ。より論理的。
上下関係が圧倒的に少なく、歳の差全く関係なく親しくなれる。

🇬🇧英語
自分に自信を持って話す感じ。感情表現がより顕著。

🇻🇳ベトナム語
引っ込み思案。相手の年齢を気にしがち。

マルチリンガルに聞いてみたいことなどあれば、気軽に質問をお寄せください😀

それでは、また!!