【フランス大学留学】フランスの大学に進学するメリット3つ

【フランス大学留学】フランスの大学に進学するメリット3つ

高校生の時から、漠然と「海外の大学に留学してみたい!」と考えていた筆者。 アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリア・ニュージーランドなどの英語圏の大学も検討したものの、結局フランスの大学に進学することにしました。その理由を「フランスの大学に進学するメリット」として纏めてご紹介したいと思います! 大学の学費が安い アメリカなどの英語圏の大学の学費を見たことがありますか。学校によって異なりますが、年間で350万円から600万円など高額です。アメリカの大学は4年制なので、4年間の学費だけで1,400万円から2,400万円かかります。これに生活費がさらにかかるとなれば、高校生のアルバイトでどうにかなる金額ではありません。 一方で、フランスの大学の学費は格安です。「高等教育を受けるのは基本的人権の内の一つだ」として、フランス政府が学費を負担してくれるためで、その援助は外国人の場合も適用されます。 学士課程 年間 2,770ユーロ = 約50万円 修士・博士課程 年間 3,770ユーロ = 約65万円 英語圏の大学と比べると、圧倒的に安いです。また、英語圏の大学と比べるまでもなく、日本の大学よりも安いです。 日本の私立大学に4年間通った場合にかかる金額は約1,600万円。フランスの大学に3年間通った場合にかかる金額は約150万円。 そして得られる学位は同一の「学士 / License」です。 ちなみに、 筆者が留学していた2016-2019年は、学資課程の学費は年間300ユーロ、日本円にして37,000円でした。 日本の大学に進学する場合にかかる金額と得られる知識を比較して、フランスの大学に進学しようと即決しました。 *その後、フランスの法律が改正され、EU圏外の外国人留学生の場合は学費が約10倍になりました。 国際的な環境に身を置ける 日本のどんな大学のホームページを見ても「国際交流」「交換留学支援」など、外国との交流を推進するメッセージが書かれている近年。 日本にいながら国際交流をする事も可能ですが、自らが少数派になる体験をすることも大切。 フランスに行けば、フランス人に囲まれるのはもちろん、世界中からフランスに留学に来た学生と出会い・交流することができます。 外国人と交流する、のではなくて、自らが外国人になる場所へ飛び込む 実際に、フランスの大学ではたくさんの国籍の友人ができました。日本にいる外国人は、日本に興味があったからこそ来た人。フランスにいる外国人は、必ずしも日本に興味があるわけでは無い人。「母国の外からの視点を知る」という意味では、大学での出会いは大変貴重な経験になりました。 国籍の例・ドイツ🇩🇪・イタリア🇮🇹・オランダ🇳🇱・その他ヨーロッパ各国🇪🇺・アルゼンチン🇦🇷・スリランカ🇱🇰・ベトナム🇻🇳・中国🇨🇳・台灣🇹🇼・キューバ🇨🇺・カザフスタン🇰🇿・ロシア🇷🇺・トルコ🇹🇷・メキシコ🇲🇽 英語以外の言語を磨くことができる 「英語ができる」ということは、中学・高校で英語の授業が必須の日本社会においては当たり前。 一方で、英語以外にも言語ができることは、必ず将来メリットになると確信し、バイリンガル以上を目指せる環境に身を置きたいと考えました。 日英仏のトリリンガルになれる 母語である日本語と、基本的国際言語である英語、そしてプラスアルファのフランス語を身につけることで、真の国際人として活躍できると考えました。 フランスの大学に進学した後にも、継続的にフランス語学習をすることができます。*フランス語の授業は外国人留学生の必須授業として設定されていました 最後に 高校生になると「進路をどうするか」「何を学びたいか」と色々悩むと思いますが、フランスの大学への進学も、その一つの道として存在するんだよ〜とお伝えしたくて「フランスの大学に進学するメリット3つ」と題して執筆しました。 フランスの大学留学について、また別途情報発信したいと思います。 「待ってられないよ!質問があるよ!」という方は、instagram @chiaki28961にご連絡ください🥰 それでは、また!

【外国語】「約束をすっぽかされる」という表現

【外国語】「約束をすっぽかされる」という表現

誰かと待ち合わせをしていたのに、その人が来ないことを、なんと言いますか? この表現を、フランス語・ベトナム語にすると、全く違う描写になることをご存知ですか? 今回は「約束をすっぽかされた」の慣用句のご紹介です! いろんな描写の慣用句 慣用句と聞いて、どんな言葉が思いつきますか。日本語にも様々な慣用句がありますね。 棚から牡丹餅 猿も木から落ちる 石の上にも三年 など、書き始めるとキリがないですが、それは外国語でも同じこと。 外国語の慣用句を学ぶと、それぞれの国の文化背景が垣間見えてとても面白いですよ! それではさっそく、フランス語とベトナム語の「約束をすっぽかされる」表現を見てみましょう! フランス語の「約束をすっぽかされる」 Poser un lapin 「ウサギを置く」 フランス語の「約束をすっぽかされる」を意味する慣用句「Poser un lapin」は、直訳すると「ウサギを置く」と言う意味です。 ベトナム語の「約束をすっぽかされる」  Bị leo cây  「木に登らせる」 ベトナム語の「約束をすっぽかされる」を意味する慣用句「Bị leo cây 」は、直訳すると「木に登らされる」と言う意味です。 最後に あなたの勉強している言語で、「約束をすっぽかされた」はどのような表現をしますか?😊 それでは、また!

【マルチリンガル】言語毎に性格が違うというのは本当?

【マルチリンガル】言語毎に性格が違うというのは本当?

こんにちは!今回は、「マルチリンガルは、言語によって性格が異なる」という現象についてご紹介します。 言語毎の性格の違い – 日・仏・英・越の場合 まとめ 筆者の場合は、言語毎の違いは以下の通りです。 ☝️重要ポイント 根本的な性格は変わらない!言語や文化毎によく用いる表現が違うことから、少し性格の違いが発生するように見えることもある。 日本語を基準とした違いは以下の通り。 🇫🇷フランス語落ち着いた感じ。より論理的。上下関係が圧倒的に少なく、歳の差全く関係なく親しくなれる。 🇬🇧英語自分に自信を持って話す感じ。感情表現がより顕著。 🇻🇳ベトナム語引っ込み思案。相手の年齢を気にしがち。 マルチリンガルに聞いてみたいことなどあれば、気軽に質問をお寄せください😀 それでは、また!!

【フランス語】ロアンヌの「On était beau」を日本語に訳してみた

【フランス語】ロアンヌの「On était beau」を日本語に訳してみた

Bonjour ! 最近、フランス語の曲を聴いてますか? 「とあるフランス語の曲を日本語訳してみた」の第二弾、今回は Louane ロアンヌの「On était beau」を日本語に訳してみます☀️ Louane – On était beau 今回ご紹介する歌は、Louane ロアンヌさんの On était beau 「私たちは美しかった」です。 Louaneは、1996年生まれ、歌手・女優として活躍しています。 この曲が発表されたのは、2017年、Louane ロアンヌが21歳の時。本人のエピソードかどうかは不明ですが、歌詞は、燃えるような恋のお話です。 今回ご紹介する曲は、以下のようなシチュエーションです。 お互いのことが大好きすぎるが為に、うまく関係を築けずに別れてしまった女の子が、まだ彼を想い続けている… 「Je pense à toi あなたを想ってる」と言うフレーズに注目です! 「美しい」という単語を、日本語でカップルの関係を表現することに使うことはあまりないですが、フランス語では「beau 美しい」と言う単語を用いています。 フランス語歌詞 日本語訳は、フランス語歌詞の後に記載しています☀️ Sur les trottoirs, je pense à toi Sur les boulevards, je pense à toi Dans la nuit noire, je pense à toi Même s’il est…

【フランス語】日本にいながらフランス語漬けになる方法 – フランス留学
|

【フランス語】日本にいながらフランス語漬けになる方法 – フランス留学

Bonjour ! フランス語を勉強している方に朗報です🇫🇷 フランスへ行かなくても、フランス語をペラペラになることは可能です!と言うのも、日本でもフランス語を勉強する環境を作り出してしまえば良いからです! 日本にいながらにして、簡単に触れることができるフランス語媒体を今回は纏めてご紹介したいと思います。 ※コンテンツのレベルとしては、フランス語初級・中級までの勉強を完了した方を対象としています。 📢 筆者からひと言 「フランス語」と一言で言っても、フランス語圏はヨーロッパやアフリカなど広大です。また、地域によって、表現やアクセント等も異なります。どの地域のフランス語に触れたいかも含めて、媒体探しをするといいかもしれません。 当該記事は、フランスのフランス語に触れるための記事となっていることをご了承ください。 フランスのテレビ番組 それでは早速、フランスのテレビ番組をご紹介したいと思います。 France info フランスや世界のニュースをライブで配信している番組。 ARTE フランスとドイツの公共放送です。いろんなテーマの特集があります。 フランスのラジオ番組 Konbini 一般人や有名人を含めてインタビューなど個人の意見を発信するプラットフォーム。ショート動画も多数あり、ショート動画には字幕も表示されるため、知らない単語がある場合は確認し易いかも。 SUD France フランスや世界のニュースをライブで配信している番組。 フランスのYoutube番組 次にフランスのYoutube番組です。様々なYoutuberがいるので、自分が面白いと思う番組を選ぶと楽しく聴き続けられるかもしれません。筆者のオススメ番組は、以下の通りです。 HugoDécrypte – Actus du jour フランスの最新のニュースについて、論点や問題点などを分かりやすく解説してくれます。 Cyprien また、他にもお笑い動画も沢山あります。筆者のオススメは実際フランスで放映されたCMのパロディ。 フランスで1番登録者数が多いYoutuberのシプリアン。実は日本の大ファン!短編映画を作成していて、シプリアンが色んな人物を演じているのがオススメです。 インターネットでフランス人が視聴している番組を手軽に日本で見ることができます! フランス語学習に活用してみてください。 それでは、また!🇫🇷

【フランス語】ピエールガルニエの「Ceux qu’on était」を日本語にしてみた

【フランス語】ピエールガルニエの「Ceux qu’on était」を日本語にしてみた

Bonjour ! みなさんはフランス語の曲を聴きますか? 日本で暮らしていると、「洋楽」として聞くのは「英語」の曲が多いのではないでしょうか。 英語の歌詞の日本語訳を知りたい時、検索するとすぐに見つかりますよね。 一方で と困ることがありませんか?(筆者はフランス語初心者時代に、困りました。笑) と言うわけで今回は、「とあるフランス語の曲を日本語訳してみた」と題して、Pierre Garnier の Ceux qu’on étaitを翻訳します。 Pierre Garnier – Ceux qu’on était 今回ご紹介する歌は、Pierre Garnier ピエール ガルニエさんの Ceux qu’on était 「かつての私たち」です。 2002年生まれのフランスの若手歌手です。 フランス語歌詞 Je sais c’que tu vas direQue c’est pas à cause de moiMais t’es prête à partirEt tout est rangé déjàY a plus qu’des affaires à moi…

【外国語】英語では味わえない!現地語を話すと褒められる現象

【外国語】英語では味わえない!現地語を話すと褒められる現象

こんにちは! みなさんは、英語以外の外国語を勉強したことがありますか? 今回は、英語・フランス語・中国語・ベトナム語・タガログ語を話した時の現地の人のリアクションについてご紹介したいと思います! 英語圏のリアクション 筆者が訪れたことがある英語圏の国は、アメリカ🇺🇸とイギリス🇬🇧です。 イギリス🇬🇧 イギリスで英語を話すのは「当たり前」の事です。外国人観光客であっても、英語で話しかけてくる前提です。 英語を話した時のリアクションは、「特になし」です。「英語が上手だね!」と、褒められる事はありません。 イギリス人が渋々(?)評価してくれる「フランス語」について メモ 『フランス語が流暢に話せる』という事を、イギリス人はかなり評価してくれます。理由は、沢山のイギリス人がフランス語を勉強しますが、話せる人がかなり少ないからです。笑英語を話せるのが当たり前なのはもちろんですが、外国語を話せるのは当たり前な事ではないと認識している印象です。 『残念ながら、フランス語はロマンチックに聞こえてとても綺麗な言語だよね』なんてコメントを頂いたことがあります。笑『残念ながら』と、フランスという国に対する不思議な敵対心を見せてる感じもイギリスらしいです。 アメリカ 🇺🇸 「人種のサラダボウル」と呼ばれるアメリカ。どんな人種でも英語で話すことが当たり前の世界です。 英語を話した時のリアクションは、「特になし」です。普通に会話が進みます。 「英語が上手だね!」と褒められることは皆無でした。 フランス語圏のリアクション フランス 🇫🇷 フランス語を誇りに思う人が多いと言われる、フランス。外国人観光客が「英語で話しかけても、フランス語で返された!」なんてエピソードがあります。※実際は、英語を積極的に話してくれるフランス人も多いですよ! フランス人に向かってフランス語で話した時のリアクションは、「特になし」です。普通に会話が進んでいきます。 フランス語圏の言語を褒めない背景メモ 英語圏・フランス語圏、どちらに置いても共通する事ですが、相手の言語を評価しない背景としては、様々な国からの移民が多いことが挙げられます。 例えば、フランスでは、色んな人種のフランス人が存在します。アラブ系フランス人、中国系フランス人、ベトナム系フランス人等です。人種が異なるフランス人が沢山いるので、「見た目が異なる」人に対して、「フランス語が上手だね」というのは無礼に値する可能性もあります。 ベルギー 🇧🇪 ベルギーは、フランス語圏・フラマン語圏・ドイツ語圏があります。地域によって言語が異なりますが、筆者が訪れたフランス語圏・フラマン語圏では、問題なくフランス語でコミュニケーションをとる事ができます。 そしてフランス語を話した時のリアクションは、「特になし」です。 中国語圏のリアクション 中国語を話した時のリアクションは、英語圏・フランス語圏とは全く異なります!中国語でコミュニケーションを取ろうとする姿に、感激してくれる人が多いです。 中国 🇨🇳 筆者が訪れたことがあるのは、雲南省の昆明と遼寧省の瀋陽の2都市です。 イギリス人やフランス人に彼らの母国で、彼らの母国語を話しても誰も驚きませんが、中国は違います。「中国語を褒める!大喜びしてくれる!」です。笑 外国人が中国語を勉強してくれているのが嬉しいのでしょうか、とても喜んでくれました。 台灣 🇹🇼 日本人の場合、黙っていれば現地の人と間違われる事が多いと思います。中国語を話して初めて、中国語の発音がネイティブでないことから、外国人であることが相手に伝わります。笑 そして中国語を話した時のリアクションは…台灣人も、中国人のリアクションと同様に、大喜びしてくれます。「中国語を褒める!」です。 かなりの確率で、中国語を勉強していること・話せることを「中国語を褒める!大喜びしてくれる!」です。 ベトナム語圏のリアクション ベトナム 🇻🇳 ベトナムは、筆者が知る他の国のどの地域の人よりも、圧倒的にベトナム語を話すことを「喜んで、褒め称えてくれます」! ベトナム語の発音メモ ベトナム語には、日本語には存在しない音が沢山あります。ベトナム語初級本には、よくカタカナが記載されていますが、そのカタカナを読んだとしても、ベトナム人には全く通じません。涙 例えば、ベトナム料理で有名な「フォー」を、カタカナ読みで「フォー」と発音しても通じません。「phở」 と正しいベトナム語で発音しなければ通じないのでご注意。涙 その発音の壁を超えて初めて、大喜びしてもらえます。笑 タガログ語圏のリアクション フィリピン 🇵🇭 フィリピンの公用語は、「英語」と「タガログ語」です。フィリピンのどこに行っても英語が通じますが、少しだけタガログ語を話した時のリアクションをご紹介します。 タガログ語の意味メモ Po…

【フランス語学習】DALF C1合格者が語る -初心者向けフランス語勉強法

【フランス語学習】DALF C1合格者が語る -初心者向けフランス語勉強法

Bonjour ! 今回は、「DALF C1合格者が語る – 初心者向けフランス語勉強法」と題して、4つのステップで効果的な学習法をご紹介したいと思います。 私がフランス語を毎日燃えるように勉強していた時期、書店に何度も何度も足を運び、フランス語関連の教材を眺めていました。新書が出版されると、一瞬でわかるレベルで書店に並ぶフランス語の本を把握していました(笑)そんな筆者が実際に使っていた書籍も含めて、フランス語を学ぶ初心者の方に向けて、フランス語の勉強方法をご紹介したいと思います。 【ステップ1】 フランス語の基礎を学ぶ 最初に、フランス語の基礎を学ぶことから始めましょう。ここで言う「フランス語の基礎」とは、基本的な文法を指します。特段好みの文法書などが無い限り、母国語でインプットするのがおすすめです。 ここで強調したいのは「少しずつ学ぶ」というよりは、一気にインプットしてしまうのが断然オススメという事です。自分の興味のままに、飽きるところまで一気に進めてしまい、フランス語の世界を見渡すイメージです。上級向けの細かな文法項目は、「こんなものがあるんだな….」程度のインプットで良いです。細かな部分は一旦、読み流し文法書の目次を眺めるようなイメージでフランス語世界の全体像を把握しましょう。また、沢山の教材に手を出すのではなく、一冊に集中して取り組むのが良いです。 ◆取り組みたいこと ・フランス語世界の全体像を見渡す(簡単な文法構造を把握する) (例) ・名詞の性の存在を知る ・形容詞を置く位置を知る ・形容詞の性の存在を知る ・単数/複数の概念を知る ・動詞の活用の仕組みを知る ・時制の仕組みを知る、等 文法把握用教材 兎にも角にも、分厚く無いものがおすすめです。上述の通り、数日で読み切ってしまうイメージで取り組むのがベスト。 一方で、文法は学習を進める時には振り返りたくなる必須のアイテムです。一回目の通読後も、末長くお付き合いする一冊でもあります。筆者のオススメのフランス語文法書は、以下の一冊。 ケータイ「万能」フランス語文法 【ステップ2】 基本動詞を暗記する フランス語を学ぶ際に、「暗記」は避けて通れません。そして初心者の皆様には残念なニュースですが、フランス語は英語より圧倒的に動詞の活用が多いです。さらに、よく会話に登場する動詞たちは、不規則活用の動詞が多いので、最初は一生懸命覚える必要があります。 ◆取り組みたいこと ・être動詞の活用を暗記・avoir動詞の活用を暗記 *はじめに :直説法現在(初級)  次に   :直接法複合過去(準初級)  その次に :直説法半過去・直接法単純未来(中級)  最後に  :条件法・接続法(上級) <メモ> 「文法用語を見るとめまいがする!!」という方も多いかもしれませんが、フランス語の全体像把握のために動詞活用のカテゴリを一覧化しました。階段1段目から順番に登っていくイメージで、1段ずつゆっくりこなしてみて下さい。登山のように山を登るのは大変ですが、一度登り切ってしまえば、後は楽に使い熟せるようになります。頑張ってください! ちなみに、下記に「使わない」と書いてある項目は、文法書には必ず記載されている項目ですが、実際にフランス人もほとんど使わない文法です。フランス人と会話していて登場することは滅多に無いので、スキップしてしまって良いと思います。(「フランス語文学をフランス語で堪能したい」という方は、沢山登場しますのでぜひ勉強して下さい!) 1)直説法  現在   ★階段1段目  複合過去 ★階段2段目  半過去  ★階段3段目  大過去  ★階段4段目  単純過去  使わない  前過去   使わない  単純未来 ★階段5段目  前未来   使わない 2)条件法  現在   ★階段6段目  過去   ★階段6段目 3)接続法  現在   ★階段7段目  過去   ★階段7段目  半過去  使わない   大過去  使わない 動詞の活用学習用教材 動詞の活用を暗記する際は、必ず音声と一緒にインプットして下さい。フランス語では、「書いても発音しない」という現状が沢山あります。文字だけでインプットすると、音を聞いた時に理解できなくなってしまいます。筆者のお薦め教材は、Youtubeです。いろんなYoutuberが動詞の活用を紹介しています。お気に入りを探して聞いてみて下さい。参考までに、2つリンクを貼っておきます。 être動詞の活用(英語のbe動詞) avoir 動詞の活用(英語のhave動詞) 【ステップ3】 短文を聞いて聴解力を鍛える フランス語を学習し始めた段階だと、「読んで分かるけど、聞いて分からない。」という現象が起こります。出来るだけ読解力と聴解力のギャップを作らないために、実際のフランス語に触れる機会を増やしたいです。 分からないフランス語を聞き流しているだけでは、いつまで経っても分かるようにはなりません。文章と音源と、セットで準備してある教材を活用しながら、聴解力を鍛えます。 <メモ>ステップ1、ステップ2が完璧でなくても、こちらのステップ3を開始してOK! ◆取り組みたいこと ・音源を聴き、聞き取れない部分が無くなるまで繰り返す! 聴解の取り組み方としては以下のステップがオススメです。 聴解力用学習教材 いくつかオススメの教材があるので紹介します。難易度順に紹介しますので、ご自身のレベルに合わせて取り組んでください。 A1~A2 レベルの方へ 仏検3・4級必須単語集―petits pois B1~B2レベルの方へ 仏検 準1級・2級必須単語集 – vocabulissimo B2~C1レベルの方へ 耳が喜ぶフランス語…

【フランス語学習】DALF C1合格者が語る「どうやってフランス語を習得したの?」具体事例

【フランス語学習】DALF C1合格者が語る「どうやってフランス語を習得したの?」具体事例

こんにちは! 今回の記事では、私個人の「ゼロからC1までのフランス語の学習の道のり」を具体事例としてご紹介したいと思います。 とある個人が、A1レベルからC1レベルまでどのようなステップで進んでいたのか概略を見ることで、みなさんのフランス語学習の参考になればと思います。 フランス語学習の道のり 私のフランス語学習の年表をCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)の区分を参考に、3つの段階に分けてご紹介します。 ・A1~A2レベル・B1~B2レベル・C1~C2レベル という方は、下記の記事をご参考ください☺️ A1 初学者からA2 初級者レベルまで 初級レベルでは、学んでは忘れ、学んでは忘れ… を、繰り返しました。 フランス語学習のモチベーションがあったわけでもなかったため、学習の歩みは「亀レベル」だったと思います。 人生初めての一人での海外旅行は、ボランティアでの渡仏。その頃には、片言ながらもフランス語で意思疎通ができるようになっていました。 ボランティア活動を終了し帰国。その後、フランスの大学への進学を決意します。 B1 中級者からB2 準上級者レベルまで 栄養学科の講義と勉強の時間、大学の部活の時間、アルバイトの時間、それら以外は全てフランス語漬けの日々でした。 学習の歩みは「亀レベル」から「ウサギレベル」になったと思います。笑 フランス語が楽しくて仕方なくて、「勉強」というか、ほぼ「趣味・遊び」の感覚でした。 楽しめているところに、さらに幸運が重なります。 大学のフランス語授業の履修生が少なく、私は聴講生の身分でマンツーマンレッスンを享受することになります。 担当の先生は、一所懸命学ぼうとする私のリクエストに、いつも寛大に応えてくださいました。(感謝) C1 上級者からC2 熟練者レベルまで 入学当初は授業について行くのに必死でした。講義に集中するとノートが取れず、ノートを取ると講義が聞こえず、という状況。クラスメートにノートをシェアしてもらいながら、知らない単語をモグラ叩きのように調べて覚えて、講義を理解する日々でした。 フランス大学生活が3年目にもなると、授業もかなり余裕に過ごせるようになりました。2019年、最終試験に合格し、無事3年間の学資課程を終えました🎓 まとめ 今回の記事では、私個人の「ゼロからC1までのフランス語の学習の道のり」を具体事例としてご紹介しました。フランス語学習者の皆さんの何か参考になれば幸いです。フランス語を勉強していらっしゃる方も、その他の言語を勉強していらっしゃる方も、ぜひぜひ、楽しみながらレベルアップを図ってみてください。 私もDALF C2を目指して、これからも勉強を続けます。 おまけ:フランス語を忘れないために継続していること 卒業後はフランス語を忘れないために、日本で暮らしながらしていることは、主に下記の3点です。 詳細は、別の記事でご紹介したいと思います。 それでは、また!